世界のタクシーシリーズ。今回は紳士淑女の国、イギリス・ロンドンのタクシーを紹介していきます。
ロンドンには主に以下の4種類のタクシーが存在します
ブラックキャブ:世界最高レベルのタクシードライバーが運転するタクシー。ロンドンで雄一流し営業可。メータータクシー。
イエローキャブ:予約専用のタクシー。料金は固定。
ライドシェア:Uber等。
白タク:違法タクシー。何でもあり。
この記事では、世界最高峰のタクシー、「ブラックキャブ」を前提として紹介します。
評価
英語の通じやすさ
英語の本家、大英帝国です。
通じないわけがありません。
通じなければそれは、あなたの英語力に問題ありです。(私を含めて)
ほとんどすべての日本人は義務教育で英語を学習している(はず)ので、
少なからず、日本を除いた諸外国ではトップクラスにタクシードライバーとのコミュニケーションをしやすいと思います。
運転マナーの良さ
運転マナーは非常にいいです。日本より秩序だった運転をみなさんしていらっしゃいます。
さすが、紳士淑女の国。
例えば、日本のように低速で高速道路の追い越し車線を走り続けるようなドライバーはほとんどいません。
また、信号のない横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいれば、多くの自動車は一時停止します。
接客態度の良さ
日本よりフレンドリーな運転手が多いと思います。
ただ、日本のような過剰な接客、「お客様は神様」の思想は他の海外と同様、
イギリスにもあまりないと思います。
ぼったくりの少なさ
イギリスのような紳士淑女の国では、そもそも「ぼったくってやろう」という発想をする人間が発展途上国などと比べると少ないと思います。(全くゼロとは言わない)
そのうえ、「ブラックキャブ」の運転手は数年間かけて世界一難しいと言われる試験をくぐりぬけた人たちです。
ぼったくりなんかで通報されてタクシーの免許をはく奪されたらたまらないでしょう。
(無免許の白タクは例外)
交通の円滑さ
ロンドンは世界でもトップクラスの大都市なので、交通量が非常に多いです。なので、ピーク時間帯の市街地の道はかなり混雑しています。
それでも、東京よりはスムーズに車が流れている印象を受けました。
都市部の交通規制、秩序だった運転と、ラウンダバウト(環状交差点)が多く、信号が少ないのがその理由と思います。
マナー面、インフラ等のシステム面共に日本の一歩先を行っていると思いました。
車の綺麗さ
綺麗です。
日本と同レベルと思います。
料金の安さ
ブラックキャブの料金はここで確認できます。
初乗り3ユーロ(1ユーロ=130円換算で約390円)。
東京とほぼ同じです。
その後の料金は時間帯や曜日ごとで変動するようですが、
ざっくり、日本のタクシーとほぼ同じかやや高いようです。
世界トップクラスに高い料金です。
やはり、欧米先進国は物価が高いです。
利用方法
利用方法は日本や他の海外とほとんど同じです。
・客待ちタクシーを拾う
・流しのタクシーを拾う
・配車アプリを利用する
・ホテルに呼んでもらう
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まとめ
なお、全般的な世界のタクシー情報は、以下の記事を参考にしてみてください。