以下の記事の続きです。
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タクドラの休日 in タイ①(空港から安くタクシーに乗る方法)
9連休を取り、骨休めに東南アジアに来ています。 タクシードライバーは他職種に比べて休みが多い(同じ収入を得るなら)とは決して思いませんが、 好きな時期にまとまった休みは取りやすいと思います。 &nbs ...
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追加料金削減のため、ドンムアン空港出発ロビーの降車場からタクシーを拾います。
3台連続で乗車拒否
バンコクでは黄色と緑色の車体のタクシーは個人タクシーです。
我々、無知な外国人にとって現地の個人タクシーは「百害あって一利なし」と思いますので、
黄色と緑色の車体は避けて法人タクシーに声をかけていきます。
1台目:乗車拒否
2台目:乗車拒否
3台目:乗車拒否・・・
全員、停まって話は聞いてくれるのですが、
行先の「BTS Nana(電車のナナ駅)」を告げると、乗車拒否されます。
なぜだ。
ドンムアン空港からナナ駅は東京でいえば、羽田空港から六本木くらいの距離はあります。
待ち時間なしでそこそこの距離を中心部に向かえるのだから、東京のタクシードライバーであればよろこんで乗せると思うのですが、
我々とは感覚が違うようです。
恐らく、夕方の中心部の渋滞を避けたいからでしょう。
4台目:
ピンクのタクシー。ようやくOK。
行先とメーター料金で行くことを確認し乗車。
行先聞き間違え
オッサンのドライバー。英語はまったく通じない。
国際線の乗り場に待機しているドライバーであれば「え?」と思いますが、
前の客から空港に連れてこられたタクシーなので文句は言えません。
とりあえず最短で目的地まで行ってもらえれば・・・
バンコクのタクシーは初乗り35バーツ(約105円)。安い。
こちらから、高速利用を指示。
ちなみに、高速料金は料金所通過時に現金で支払います。
130km/hくらいで快調に飛ばします。
しかしここで問題発生。
迂回防止のため、グーグルマップのナビをチェックしていましたが、
なぜかタクシーが最短ルートを外れました。
中の渋滞を回避するためか?と思いしばらく様子をみましたが、一向に高速を降りず、目的地とは別の方向に進み始めました。
運転手に目的地を再確認すると、ここで原因が判明。
運転手は「BTS Nana(ナナ)」を「BTS Bang Na(バンナ)」と聞き間違えていました。
Na違いです。
東京でいえば、「人形町」を「神保町」と聞き間違える感じでしょうか。
私も聞き間違えそうになったことがあります。
ちなみに、六本木から「錦糸町」を「警視庁」と聞き間違え、「警視庁」の前まで進行しましたが、ほぼ「錦糸町」までの通り道だったためそのまま「錦糸町」へ進行し事なきを得たことはあります。
復唱はしていたのですが。
話を戻します。
今回の運転手も一応2回くらい復唱はしていました。
それを聞き間違えた私にも責任はあります。
私もタクシードライバーです。
こんな感じになっちゃったときのドライバーの気持ちはよくわかります。
東京で例えるなら距離的には、羽田空港から六本木に行くはずが、そのまま首都高1号線を北上し上野くらいまで行っちゃう感じでしょうか。
こんなとき、お客様は神様の東京というか日本だったらタクシードライバーが泣くことになるんでしょうね。
一瞬、感情的になりそうになりましたが、
今回は私にも責任があるので、こちらが泣くことにします。
過ぎたことを悔やんでも仕方がないので、最短で目的地に到着する方法を考えます。
目的地のナナ駅はかなり通り過ぎてしまっていました。
下道は大渋滞なので、最寄りのBTSの駅「エカマイ」に行くよう指示します。
料金は240バーツ。(最短でナナまで行ってれば180バーツくらいか)
さらにここからナナ駅まで電車の料金がかかりますので、かなりの損失です。
【教訓】
よほど発音と聞き取りに自信がない限り、外国人がナナ駅を口頭で指示するのは辞めたほうがよさそう。(スクンビット ソイ○○ か 地図で指示したほうがよさそう)
③へ続く