2019年4月1日、
羽田空港国際線のタクシープールに英語検定合格者の専用レーンの運用が始まります。
(by 東京タクシーセンター)
これにより、英語検定(外国人旅客接遇英語検定)合格者は、かなりのメリットが受けられると予想しています。
待機時間の大幅削減(予想)
現状(2019年3月現在)、外国人旅客接遇英語検定の合格者数は、
253名です。(私を含めてw)
一方で、東京のタクシーの台数は個人を含めて約5万台。
(もちろん、この5万台すべてが羽田空港の国際線に並ぶわけではない)
検定合格者の半分がその日に出勤するとして、
その割合は125/50000台→1/400台。
一方で、国際線第1タクシープールのレーンは全9レーン。
うち、1レーンはハイヤー専用。1レーンは神奈川車。
つまり、東京のタクシーレーンは実質全7レーン。
うち、1レーンが検定合格者の専用レーンになります。
検定合格者数に対して、全タクシー台数が400倍なのに対し、
レーン数はたったの7倍。
よって、当面は(合格者数が増えるまでは)
「検定合格者専用レーンがスカスカ状態」
になることが予想されます。
高速道路の料金所にETCレーンが設置された当初、
大渋滞の一般レーンの車をごぼう抜きするがごとく、
一般レーンのタクシー(19列×6レーン=114台)を待ち時間無しでごぼう抜きにできる
可能性があります。
ちなみに、羽田空港国際線の第1プールに入るためには、第2プールを経由する必要があります。
第2プールはいまのところ、全タクシーがレーンを共有しているため、検定合格者といえど、他のタクシー同様に並ぶ必要があります。
【個人的な考え】
この資格の本来の目的は「日本語の話せない外国人が英語を話すタクシーを探しやすくする」するためと思いますので、
第1プールのみではなく、第2プール及び乗り場も検定合格者「専用」にすべきと考えています。
現状は検定合格者数が少なすぎるため、運用が難しいのだと思いますが、将来的にはこうなっていくのかなと思います。
魅力的な客単価(約7,000円→19回並んだ私の実績)
羽田空港の乗り場が他の街中の乗り場と比べて、客単価が高いことは、
羽田空港に集まるタクシーの台数、待機時間が物語っています。
それでは、実際、羽田空港国際線タクシー乗り場の客単価はどのくらいなのか。
私の実績を公開いたします。
待機時間(分) | 単価(税込) | |
1 | 73 | 4,490 |
2 | 110 | 7,130 |
3 | 61 | 4,810 |
4 | 30 | 6,600 |
5 | 66 | 14,150 |
6 | 79 | 5,900 |
7 | 53 | 7,100 |
8 | 55 | 5,770 |
9 | 7 | 2,970 |
10 | 14 | 6,490 |
11 | 135 | 6,410 |
12 | 82 | 7,370 |
13 | 110 | 7,100 |
14 | 97 | 3,690 |
15 | 108 | 4,010 |
16 | 126 | 8,500 |
17 | 118 | 1,210 |
18 | 105 | 23,730 |
19 | 46 | 4,890 |
平均 | 78 | 6,964 |
全19回。
主に2018年12月の19~21時台、羽田空港国際線タクシー乗り場から乗車のデータです。
平均待機時間78分。平均客単価6,964円(税込)。
約7000円の客単価です。
これが、街中の一般的単価と比べてどうなのか。
2017年12月の特別区・武三地区タクシー輸送実績(by 東京タクシーセンター)によると、
全タクシーの平均単価は1,870円(税込)です。
羽田空港国際線の客単価は街中の客単価と比べて、
約3.7倍です。
待機時間の長さがネックですが、「外国人旅客接遇英語検定」に合格することにより、大幅削減が期待できます。
検定に合格する方法
私の合格体験による、以下の記事をご覧ください。
-
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