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タクシーのメーター料金の仕組み、表示の意味

2019年12月17日




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タクシーメーター料金計算の仕組み

タクシーの料金を決定する方法は主に以下です。

・タクシーメーター

・配車アプリによる事前計算

・定額運賃

・ドライバーと直接交渉

世界的には配車アプリによる料金事前計算が主流になりつつありますが、ここでは「タクシーメーター」の料金計算の仕組みを簡単に説明します。

タクシーメーターの料金を決定づける要素は「走行距離」と「時間」です。

 

タクシーが通常に走行している場合は「走行距離」により料金が加算されますが、信号待ちや渋滞時などで走行速度が一定速度より下回った場合「時間」により料金が加算されます。

 

以下は東京のタクシーのメーター料金計算方法です。

・初乗り運賃は1,052mまで420円

・加算運賃は233mごとに80円

※時速10km以下で走行した場合85秒ごとに80円(※高速道路走行時は適用されない)

 

 

タクシーメーターの主な表示の意味

タクシーメーターにはタクシーの状況に応じ、以下、数種類の表示があります。

 

「空車」

いつでも乗客を乗せられる状態。この表示の状態では特別な理由がない場合乗車拒否はできない。タクシードライバー的には街に「空車」タクシーがあふれかえっている状態は、あまりいい状態ではない。

 

「賃走」「実車」「(表示なし)」

タクシー会社や車両により表示は異なるが、意味は同じ。

乗客を乗せ「実車」ボタンを押しているときの表示。

車外向けの表示(スーパーサイン)には何も表示されていない場合も多い。

 

乗客を乗せたのに、この「実車」ボタンを押し忘れると、原則乗客から料金を徴収することができない。というか、厳密には違反である。

 

街に「空車」タクシーがほとんどいなく、「実車」が多い場合は、タクシードライバー的には「おいしい」状態である。

 

「支払」

目的地に到着し、「支払」ボタンを押すと表示される。

この表示のタクシーを見かけたら、「もうすぐ空車になる」という合図である。(必ずしも空車になるわけではない)

 

乗客が降車後、「空車」ボタンを押し忘れ、「支払」の状態で走り出すと、そのまま料金が加算されていき、超過分の料金は原則タクシードライバーの自腹となる。

 

「高速」

高速道路(自動車専用道路)を走行する場合は「高速」ボタンを押す。

厳密には、自動車専用道路の表示を通過する瞬間に「高速」ボタンを押し、自動車専用道路の終了の標識を通過する瞬間に「高速」ボタンを押し解除する。

 

多くのタクシーは通常「時間と距離の併用料金」を採用しているが、「高速」ボタン作動時は車両の速度に関わらず時間料金が加算されない。

つまり、高速で渋滞にハマって時速10km以下の低速走行になっても、時間料金は加算されず、距離料金のみ加算される。

 

高速表示は多くのタクシー会社でドライバーによるボタン操作が必要なため、ドライバーがボタンを押すのを忘れると乗客は損することになる

高速道路を走行しているにもかかわらず、「高速」表示になっていない場合は、ドライバーに高速ボタンを押すよう指示することをオススメする。

 

「迎車」

乗客から予約が入り、乗車地まで走行する場合は、「迎車」表示となる。

迎車には迎車料金が発生する。(東京の場合、通常420円)

 

なお、空車で走行中、迎車指示と路上での乗車申込が同時にあった場合は、路上での乗車申込を優先するよう、私の所属タクシー会社では指導があった。

 

「回送」

都合により客を乗せることができない場合は、「回送」ボタンを押し、回送表示とする必要がある。

主な回送掲示の理由は以下。

・帰庫

・休憩

・休憩場所へ向かう

 

なお、「乗客を乗せれる状態にもかかわらず回送状態を解除し忘れているドライバー」「休憩時でも乗車申込に応じるドライバー」もいるので、他に乗れるタクシーがいない場合は、回送表示のタクシーに乗車申込をしてみる価値はあると思う。

 

「割増」

深夜割増時間帯(22時~5時)に乗客を乗せた状態に表示される。

東京の場合、通常の料金の2割増しとなる。

 

なお、深夜割増料金は深夜割増時間帯を走行中について適用される。

つまり、21時半に乗車し、22時半に降車した場合は、22~22時半についてのみ2割増しとなる。

 

また、深夜割増の設定がないタクシー会社がごく一部ある

例えば東京の場合、「エコタクシー」「アシストタクシー」などは深夜割増料金の設定がない。

 

「予約車」

使用頻度は低い表示。乗客が実際に車内にいないがメーターが動いている状態。つまり、以下の場合。

・迎車で乗車地へ向かったとき、一定時間(タクシー会社により異なる)が経過した場合

・実車で走行中、休憩などで乗客が車外へ出る

 

表示(スーパーサイン)は車外後方からも確認できるようにすべき

現在、東京の多くのタクシーは状態の表示(スーパーサイン)は車両前方にしか付いていません。後方からタクシーの状態を確認しやすくするために、全車両で車両後部にもスーパーサインを設置するべきです。例えば、後方に表示があれば、

・乗客が後方からでもタクシーの状態がわかるため、わざわざ空車かどうか前方まで確認しに行く必要がない

・「支払」は料金精算のためしばらく停車することを後続車へ意思表示できる

・後続のタクシーが、空車かそうでないかを判断しやすい

 

ちなみに、夜であればタクシーの屋根の上の提灯(行燈)で「空車」かそうでないかを判断できます。(空車の場合提灯が点灯)

 

タクシーメーターの検査

タクシーメーターは1年ごとの検査が義務付けられています。

私の所属していた会社では、ドライバーが自ら車両をメーカーに持ち込み事前検査を受け、その後、公式の検定機関にて本検査を受けました。

 

走行距離の計算のためには車輪の回転数やタイヤの外径などが必要ですので、メーターの計測結果の誤差が許容値に収まっているかを確認する必要があります。

 

メーターが上がる直前で降りる方法

知っている人も多いと思いますが、一応。

 

「タクシーのメーターにはメーター料金が上がる直前に、その旨を視覚的に知らせる表示がある」場合が多いです。

その表示方法はメーターの種類により異なりますが、走行中にメーターをよく見ていればわかると思います。

例えば、メーターの画面にゲージのような表示が出てきて、それが増えていく感じです。

 

ワンメーターは嫌がられるか

ドライバーにもよりますが、1メーターよりは、それ以上の距離を乗ってくれたほうが嬉しいと思うドライバーが多いと思います。

※1メーター=初乗り運賃(東京の場合410円)

 

残念ながら、1メーター客に対し、暴言を吐いたり、乗車拒否するドライバーもいるようです。

(上記のようなドライバーを淘汰するために、1メーターのために暴言や乗車拒否を受けた場合はタクシーセンターへの通報をお願いします。)

 

1メーターだから乗車拒否してもよい、というルールは少なくとも東京のタクシーにはありません。

よって、1メーターのタクシー利用を躊躇する必要は全くないです。

「長距離客を乗せたい」というタクシードライバーの勝手な都合は、乗客には全く関係ありません。

 

なお、1メーターで特に嫌がられる客の特徴は以下

・料金を1万円札で支払う

⇒ 単価が低いわりにおつりがたくさん減る

・料金をクレジットカードで支払う

⇒ 乗車時間が短いわりに決済に時間がかかる

・急かす

⇒ 距離が短いので急いだところでほとんど時間は変わらない

 

海外のタクシーメーター

海外のタクシーのメーターも、画面の表示内容や料金の計算方法などは基本的に日本のタクシーメーターと同じです。

メーターに現在の料金(現地の通貨)が表示され、走行距離や時間により料金が加算されていきます。

 

【参考】タイのタクシーのメーター(初乗り運賃35バーツ、1バーツ=約3.5円)

 

ベトナムやインドネシアなど、通貨の0の数が多い国では、料金をごまかされないよう要注意です。

 

タクシーメーターアプリ

スマホの画面にタクシーメーターそっくりの画面を表示させ料金をシミュレーションするアプリがあります。

iPhone

Android

 







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