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タクシーで1万円札のお釣りがない 悪いのはドライバー or 客?

2019年12月18日




【参考】

タクシーの支払いは「車内での支払い手続きが不要」なアプリ決済がおすすめです。

配車アプリの「GO」なら、アプリ配車ではなく、路上のタクシーに直接乗ったときでもアプリ決済が可能です。

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「ドライバーが悪い」派の意見

 

「客が悪い」派の意見

 

 

アンケート結果

「客が悪い」が24%もいるという結果はかなり意外でした。

 

私の意見 ⇒ 「お釣りが用意できないなら客を乗せるな」

東京でタクシードライバーを1年経験していた私の考えは、「お釣りが用意できないなら客を乗せるな」です。

 

問題は「釣銭が切れている状態でその旨を乗客に伝えず乗車申込を受ける」こと

一番問題だと思うのは、「釣銭が切れている状態でその旨を乗客に伝えず乗車申込を受ける」ことです。

後出しじゃんけんで最後に釣銭がないことを言うからめんどくさいことになるのです。

万が一、釣銭が切れた状態で乗車申込があった場合は、釣銭が出ない可能性がある旨を乗車時に客に伝えるのが当然と考えます。

先に釣銭が出ないことがわかれば、乗客はそのタクシーに乗らないという選択ができます。

 

タクシーは店舗と比べて防犯上問題があるか? ⇒ 5000年タクシー続ければ1回強盗に襲われる

「客が小銭を用意すべき」というタクシードライバーは「多額の現金を所持しているのは防犯上問題がある」といいます。

確かに、店舗よりは狭い密室空間のため、物理的には強盗しやすいというのはあるかもしれません。

果たしてタクシー強盗はどのくらいの頻度で発生しているのか。

データを調べてみました。

 

平成29年の警視庁管轄タクシー強盗認知件数は46件。(発生件数はもっと多いかもしれません)

その多くは酔っ払いによる料金の踏み倒しで、売上金等つまり現金強奪の被害はうち11件です。(被害平均額は18,645円)(by 東タク防犯会報 第265号)

 

なお、東京のタクシー・ハイヤーの台数は47,477台(平成30年度 by 東京ハイヤー・タクシー協会)

 

かなりざっくりな計算ですが、

東京で5,000年タクシードライバーを続ければ、1回タクシー強盗に襲われ現金約2万円を奪われるかもしれない

くらいの確率です。

長生きしなければいけません。

 

上記の通り、タクシー強盗に遭う確率は天文学的に小さいので、タクシーが特別強盗に襲われやすいということはなく、それを理由に必要な釣銭を用意しないのは一部のタクシードライバーの勘違いです。

 

ちなみに、私は業務中に多額の現金を所持していたわけではないです。多くてもせいぜい総額5万円くらいです。

車上荒らしにも気を付けなければいけませんが、車を離れる際は、念のため紙幣は身に着けていました。(硬貨は重たいので、車内に残していた。)

 

そもそも、1年間のタクシー業務で一度もお釣りは切らしたことはない

なにも、客はアメリカドル紙幣での支払いに応じてくれと言っているわけではありません。

1万円札は日本で広く流通している日本銀行券です。1万円札での支払いは十分に想定の範囲内です。

許容している支払い方法に対して、金銭を受け取る側が釣銭を用意しておくのは業務の一環と考えます。少なくとも日本では。

 

私は東京で1年間タクシードライバーをやっていましたが、業務中に釣銭を切らしたことは一度もありませんでした。

なので、釣銭が切れるという感覚がちょっと理解しがたいです。

 

例えば、3万円分の釣銭を用意していれば、短距離の1万円札3連発(滅多にない)でも無補給で耐えられる計算です。

仮に、釣銭が切れそうになっても、トイレ休憩などのついでに、コンビニ、自販機、ATM等で小銭を補給すればよいだけです。

わざわざ営業所まで帰る必要はありません。

なぜそれだけのことができないのか。

 

対策

客側でできる対策

1万円札に対する釣銭が不足するのは、圧倒的に「ドライバー側に落ち度がある」と考えます。

しかし残念ながら、そうは考えないドライバーが一定数いるのが実態です。

そのようなタクシードライバーの思想を変えることはあまり現実的ではありません。

 

客側がなぜ気を使わなければいけないのか、全く腑に落ちませんが、ドライバーと言い争いをして、不愉快な思いをするよりはマシかもしれません。

客側にできる現実的な対策は以下です。

現金以外の支払い方法を用意しておく

現金以外の支払い方法を用意しておけば、その都度小銭を用意したり、ドライバーにお釣りがあるか確認不要です。

 

アプリ

個人的には最もおすすめできる支払い方法です。

「お釣りの心配をしなくていい」以外にも以下のメリットがあります。

  • 複数の提携タクシー会社をまとめて呼べるので、電話より早く呼べる可能性が高い
  • クーポンなどでお得にタクシーに乗れる
  • 車内での支払い手続きが不要

 

おすすめのタクシーアプリは以下。

 

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GO タクシーが呼べるアプリ 旧MOV×JapanTaxi

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東京最大級のタクシーアプリ S.RIDE(エスライド)

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また、配車アプリの「GO」なら、アプリ配車ではなく、路上のタクシーに直接乗ったときでもアプリ決済が可能です。

各エリアや利用目的ごとのおすすめアプリは>>タクシー配車アプリおすすめ比較完全版【2020】をみてください。

 

電子マネー

Suicaなどの電子マネー決済もお釣りの心配はありません。

しかし、残額不足だと結局現金と併用しなければならないので注意です。

 

クレジットカード

クレジットカード決済もお釣りの心配はありません。

しかし、以下に注意です。

  • 決済に非常に時間がかかる ⇒ ドライバーに嫌がられる可能性あり(特に短距離乗車の場合)
  • クレジットカードの利用枠オーバーや有効期限切れで使えない場合がある

 

乗車時に1万円札でお釣りが出るか確認

本来は釣銭が出ないなら「タクシードライバー側が乗車申込時にその旨を伝える」べきです。

しかし、それをしないドライバーが一定数いるのが現実です。

 

どうしても1万円札でしか支払いができない場合は、乗車時に1万円札でお釣りがでるか、ドライバーに確認しておくのが現実的な対策です。

1万円札でお釣りがでないことが判明した場合の選択肢は以下。

・他のお釣りが出るタクシーに乗る

・途中でコンビニ等に寄ってもらいそこで両替する

 

小銭を用意しておく

これができるなら、しておくことに越したことはありません。

 

不愉快な思いをしたとき ⇒ タクシーセンターへ通報

決済時に1万円札のお釣りを用意していないことが判明し、タクシードライバーと揉め不愉快な思いをしたとき。

東京の場合、タクシーセンターへ通報すると、接客不良等で何らかのペナルティがドライバーに課される可能性があります。

(タクシー会社への通報だと、社内でもみ消される可能性が高くなる)

 

ルール化

タクシー業界側での施策です。実現の可否は不明ですが、勝手に妄想してみました。

 

釣銭不足状態で乗車申込があった場合、必ず乗車時にその旨を乗客に申し出る

これをルール化し、違反したドライバーにはタクシーセンターからペナルティが課されるルールとします。

「釣銭不足状態」とは1メーター料金を1万円札で支払った場合にお釣りが出ない状態とします。

 

一定料金以下での1万円札での支払い不可

例えば、千円以下の料金の場合1万円札での支払いを不可とルール化し、ドアなどに目立つよう表示します。

しかし、以下の理由により、この施策は現実的ではないと考えます。

・乗客がそのルールの表示を見落とす可能性がある

・定められた料金を超えるかきわどい場合の判断が困難

・乗客の利便性が下がる

・タクシー全体の売り上げが下がる

 

支払いツールの改善

現在のタクシーの支払い方法は、メーター料金によるものが主流なため、料金は後払い(降車時)になることが多いです。

また、現金による料金の支払いが日本ではまだまだ主流です。

タクシー1万円札問題は、この「後払い」「現金払い」という支払いシステムにより発生します。

これらを改善することで、タクシー1万円札問題は減少していくのではないかと思います。

 

後払い ⇒ 料金事前確定による先払い

実際、日本でも導入されはじめていますが、配車アプリなどを利用し、目的地を設定し料金が乗車前に確定するようなシステムを利用することで、料金の後払いを回避します。

これを普及させるためには、同じ距離を利用したとき、料金を事前確定させたほうが、メーター料金よりも若干安くなるような料金設定にするとよいと思います。

 

現金払い ⇒ 電子マネー等による支払い

スイカなどの電子マネーはかなり浸透しつつありますが、これでもまだ現金派は多いです。

電子マネーを促進するためには、上記と同様、現金払いより電子マネー払いのほうが若干料金が安くなる設定にするとよいと思います。

クレジットカードについては、現状では決済スピードが遅く手間がかかるため、それが改善されるなら、利用促進してもいいと思います。

 

海外では事情が異なる

最後に、海外のタクシーでの状況をお話ししておきます。

ここまではあくまでも「日本」国内を想定したお話でした。

ところが、海外では日本とは事情が全く異なることが多いです。

 

高額紙幣のお釣りがでない

国により状況は異なりますが、海外のタクシーは高額紙幣のお釣りを用意できていない状況が非常に多いです。

例えば、ワンメーターの距離をその国の最高額紙幣で支払ったら、まともにお釣りが返ってくることのほうが少ないような気がします。

しかしながら、それが悪いというように考える人は少ないと思います。

よって、精算時にお釣りがでないことが判明した場合は、周辺の店舗や人などに両替を求めます。

それを客がすべき、ドライバーがすべきという考えはあまりなく、できるほうがする感じです。

 

文化の違い

なぜ日本と海外ではここまで状況が異なるのか。

これは、文化の違いによるものだと思います。

日本では「お客様は神様」という考えが根底に強く残っているように感じます。

しかしながら、海外の多くの国ではサービスを提供する側とお金を支払う側の関係は、日本と比べて対等またはそれに近いように感じます。

よって、タクシーの釣銭が無い状況をどちらが悪いと考えるのではなく、タイミングが悪いと考える人が多いようです。

 

乗客ができる対策

乗車前にお釣りがでるか確認

これは、日本の場合と同様です。

料金が交渉制なら確認しやすいですが、メーターの場合は料金が事前にわからないので難しいかもしれません。

 

小銭を用意しておく

海外ではタクシーに限らず、個人商店などでも高額紙幣のお釣りが用意されていない場合があります。

よって両替時に小銭を多くもらうか、コンビニやスーパーなどお釣りが出やすい店で高額紙幣を使うなどして、小銭を確保しておくとよいと思います。

 

配車アプリのクレジットカード決済を利用

UberやGrabなどの配車アプリでクレジットカードを登録しておけば、キャッシュレスでタクシーを利用できます。

場所や状況などにより、配車アプリが利用不可の場合は上記の対策を実施します。







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