こんな方におすすめ
- タクシードライバーをやっているが、コロナウイルスへの感染が心配
- コロナショックによる経済衰退により生きていけるか心配
もくじ(文字タップで移動)
コロナウイルスから命を守る具体的方法
一般的に推奨されている方法以外にも、タクシードライバーが本気で自分の命を守る具体的な方法を記載します。
タクシーの車内はコロナウイルスの感染する危険度がかなり高い場所と言えます。念には念の対策で命を守りましょう。
感染症対応の高性能マスクを使う(普通のマスクは効果が薄い)
日本で多くの人が使っている普通のマスクは目が粗いためコロナウイルス予防には効果が薄いです。(しないよりはマシ)
本気で対策するなら目の細かいN95(DS2)規格のマスクの使用をオススメします。
以下のマスクは3MのDS2規格です。排気弁付きで比較的呼吸がしやすいです。また、DS2規格のマスク中でも使用可能時間が27時間と長めです。
価格が1枚500~1000円と高めですが、命を守るためと思えば安いです。
ゴーグルを使う
コロナウイルスが目から感染したという報道があります↓
https://www.asahi.com/articles/ASN1S5T4CN1RUHBI08D.html
目からの感染を防ぐには、保護メガネが必要です。
・裸眼またはコンタクトレンズの方向け
目立たなく安い。
・眼鏡の上からかけられるゴーグル
オーバーグラスタイプとしてはシンプルで安い。
・度付きのゴーグル
コロナ感染の疑いがある客を乗せない
(運送の引受け及び継続の拒絶)
第十三条 一般乗合旅客自動車運送事業者又は一般乗用旅客自動車運送事業者は、次の各号のいずれかに掲げる者の運送の引受け又は継続を拒絶することができる。
一 第四十九条第四項の規定による制止又は指示に従わない者
二 第五十二条各号に掲げる物品(同条ただし書の規定によるものを除く。)を携帯している者
三 泥酔した者又は不潔な服装をした者等であつて、他の旅客の迷惑となるおそれのある者
四 付添人を伴わない重病者
五 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 (平成十年法律第百十四号)に定める一類感染症、二類感染症、新型インフルエンザ等感染症若しくは指定感染症(同法第七条 の規定に基づき、政令で定めるところにより、同法第十九条 又は第二十条 の規定を準用するものに限る。)の患者(同法第八条 (同法第七条 において準用する場合を含む。)の規定により一類感染症、二類感染症、新型インフルエンザ等感染症又は指定感染症の患者とみなされる者を含む。)又は新感染症の所見がある者旅客自動車運送事業運輸規則より引用
タクシードライバーは正当な理由なく乗車拒否はできませんが、感染症の患者とみなされる者、所見がある者を乗車拒否することができます。
※新型コロナウイルスは「指定感染症」に指定されました。
乗客が感染症の患者かどうかを判断するのはドライバー自身です。
おそらく、多くのタクシー会社では「中国人という理由で乗車拒否をするな」というお達しが出ていると思われるので、中国人という理由での乗車拒否は難しいのかもしれません。
なので、中国人に限らず、明らかにやばそうな感じの客には「感染症の疑いがあるので乗せられない」と断ればいいと思います。(それでペナルティを受けない保証はできませんが・・・、命には代えられません。)
あとは、コロナ感染の可能性が高い中国人が多そうな場所(東京なら特に羽田国際線ターミナル。2/12現在武漢以外の中国から日本へはまだ入れる。)では営業しないなどですかね。
車内の消毒
可能であれば、乗車毎に実施しましょう。
消毒スプレーの例↓
アルコールチェックのストローの交換・洗浄・消毒
出庫・帰庫時のアルコールチェックの際も、ドライバー同士でコロナウイルス感染の恐れがあります。
特に、ストロー挿入口が感染リスクが高いといえます。
アルコールチェックに使用するストローは、使用後、毎回交換または洗浄・消毒(特に挿入側)をしたほうがよいです。
坊主・短髪にする
頭髪にコロナウイルスが付着し、そこから感染する恐れもあります。
坊主・短髪にすることで感染リスクを減らせると思います。
1度坊主にしてしまえば、メンテナンス不要の超合理的、超コスパのいいコロナ対策です。
配布用マスクの用意
マスクの在庫に余裕があれば、客に配布用のマスクを用意しておくとよいと思います。
例えば、配布用マスクを客から見える場所に置き、「マスクをお持ちでないお客様。1人1枚までご自由にどうぞ」など掲示しておけば、使ってくれるかもしれません。
うがい・手洗い
ありきたりの予防方法ですが、うがい手洗いはコロナウイルスにもかなり有効な予防方法といわれています。
換気
車内のエアコンは外気循環に設定して、極力室内に空気がこもらないようにしましょう。また、客を下した毎に窓を全開にして換気するのも重要です。可能であれば実車中も窓を若干でも開けたほうがいいです。
(おまけ)休職し人の少ない安全な場所へ一時避難する
これは一番難しいと思いますが最も効果的な対策です。可能であれば早いほうがいいと思います。
遅れれば遅れるほど、避難が困難になると思います。(武漢などのように日本の都市も封鎖される可能性があるので)
避難先は、感染者の少ない田舎か海外がいいと思います。
経済危機から命を守る
どちらかというと、コロナウイルスそのものより、それによる経済への影響のほうがタクシードライバーへのダメージは大きくなってきました。
最悪の場合、文字通り「食っていけない」ことで命の危険にさらされる将来がくるかもしれません。
タクシードライバーを続けるか否か、考えている人も多いと思います。
タクシードライバーをやめる、やめない、どちらにせよ、次の一手を考えておくにこしたことはありません。
【参考:今後生き残る可能性が高いドライバー職】
日本のコロナウイルスの実態と将来
あくまでも私の推測ですが、マスコミの報道や国からの発表以上に事態は深刻になっていると思います。
日本のウイルス防波堤はザル
日本は2/12時点で未だに武漢を除いた中国から外国人の入国が可能です。
周辺の多くの国が中国からの外国人を入国禁止にしているのと比べてかなりゆるい措置です。
春節時に約30万人の中国人が日本でウイルスをバラまいたので、既に手遅れと言えば手遅れですが、今からでも遅すぎることはないでしょう。
大量の感染者がすでに日本にいる
上記のように日本にはコロナウイルスがすでにまん延していると思われます。2/12時点では、一般人はコロナウイルスの検査ができない状況です。コロナウイルスは感染しても無症状の場合もあるので、感染者は報道機関の発表数とは比べ物にならないくらい大量に潜伏していると思います。
東京、大阪が封鎖されるのも時間の問題
2/12時点で日本のコロナ感染者数は横浜に停泊中の客船を含めて100人を超えました。
これは、1月中旬の武漢市と同じ状況です。
もし、武漢市と同じ運命をたどるなら、近い将来東京や大阪などの日本の都市も封鎖されるかもしれません。
日本も世界から遮断される
2/12現在、周辺の多くの国では中国からの人の流入を遮断しています。
日本の感染者数が増えれば、日本もその対象になります。
日本から海外に避難を検討している方は、早めに行動したほうがいいと思います。
自分の命は自分で守る
「国や会社が何とかしてくれるだろう」と考えていてはいけません。楽観的に考えていると後悔することになるかもしれません。国や周囲に惑わされず、主体的に自分や家族の命を守る行動を取りましょう。後から「国や会社が何もしてくれなかった」と、言うことすらできなくなるかもしれません。