二郎はラーメンではなく、二郎という食べ物なのだ
ジロリアン
どうも、自称ジロリアンです。
(全国38/40店舗を制覇。残るは札幌、京都店のみ。)
本日は一部の熱狂的なファンに根強い人気のある、
主に東京近郊を中心に店舗を展開するラーメン屋、
「ラーメン二郎」のご紹介です。
(ラーメン二郎なんぞや?という方はググってみてください)
二郎と言えば、麺切れで早期終了。
臨時休業が当たり前の殿様商売の営業スタイルで有名で、
あまり夜遅くまでやっていないイメージですが、
唯一、深夜営業をしている店舗があります。
そう、ホストクラブの聖地、眠らない街「歌舞伎町」です。
(新宿 歌舞伎町の街の雰囲気やタクシー営業情報についてはチャレンジ企画本編を参照)
そんな「ラーメン二郎 歌舞伎町店」に、
深夜タクシーで営業中、あまりにもタクシー利用客が少なく、
無性に二郎が食べたくなったので、休憩がてら突入してきました。
メーターを「回送」に入れ、駐車場を探す・・・
「料金が高い・・・!」
さすが歌舞伎町。
深夜の割引料金というものがありません。
1時間800円程度が相場の模様。
適当に最寄りのコインパーキングに停め、店に向かう。
店に近づくにつれ、独特の「二郎臭」が強くなる。
黄色い看板が見えてきた。
「さあ、戦いの始まりだ。」
タイミング悪く、自分の入店直前にホストの集団に入られてしまった。
「ちっ、1ロット(回転)は待ち時間が伸びたか・・・」
「ラーメン(700円)」の食券を購入し、
店内の列に並ぶ。
店内の光景は、まさに歌舞伎町の縮図であった。
客のホスト率99.9%!!
加齢臭プンプンのおっさんの気持ち悪いタクシードライバーの私は、
かなり場違いな感じになってしまった。
約10分待ったのち、着席。
着丼を待つ。
店員「お兄さん、ニンニクは?」
私「カラメで。」
タクシーの営業中なので、残念ながらニンニクは無しで。
着丼。
うまい、うますぎる。
うますぎる、としか言いようがない。
一心不乱に二郎を堪能する。
人生最後の日に何を食べたいか、と聞かれたら
私は間違いなく「二郎」と答えるだろう。
今から約15年前、私の記念すべき人生初二郎がここ、歌舞伎町店であった。
最初に二郎を食べた時の衝撃は忘れない。
その時は、もう二度と来ることはないと思ったが、
いつのまにか、二郎の不思議な魅力にとりつかれてしまった。
ちなみに、歌舞伎町店は数年前にリニューアルオープンをして、
味、店舗共にかなり進化している。
当初は小汚い店舗に油で滑る床、
中国人の店員とかなり怪しげな雰囲気を醸し出していたが、
かなり、クリーンなイメージに変わった。
達成感、満足感と共に店を後にする。
駐車場で駐車料金を精算する。
料金は800円。
ラーメン代より高くついた。
・・・ということで、
車で気軽に立ち寄るには色々と敷居が高いお店ですが、
深夜まで営業している貴重な二郎です。