こんな方におすすめ
- タクシーの早朝料金について知りたい人
- 早朝、駅や空港などへタクシーで行きたい人
- 朝、タクシーがつかまりにくい状況でタクシーに乗る実用性の高い方法を知りたい人
東京の元タクシードライバーが実際の経験をもとに解説します。
-
タクシー配車アプリおすすめ比較完全版2024
こんな方におすすめ タクシーをアプリで呼びたいすべての人 2024年1月現在、国内で使える主要タクシーアプリは以下です。 GO ←全国でおすすめ! S.RIDE(PR) ←東京・大阪・名古屋でお ...
続きを見る
早朝のタクシー料金(深夜・早朝割増)
深夜・早朝の22~翌5時は、タクシーの料金は「2割増」になります。
※一部地域で23~翌5時
厳密には、メーターが上がるのに必要な「距離」が「2割減」になります。
例)
通常の時間 ⇒ 200m走ると100円メーター料金が上がる
早朝割増 ⇒ 160m走ると100円メーター料金が上がる
早朝の初乗り運賃はどうなるか?
例えば、初乗り運賃が500円のタクシーに早朝割増時間帯に乗ると、初乗り運賃が2割増しで600円・・・にはなりません。
上記のとおり、あくまでもメーターが上がるのに必要な距離が2割減となるので、初乗り運賃は通常時と同じ500円のままです。
「初乗り運賃で走れる距離」が2割減になります。
初乗り運賃で走れる距離が通常1kmなら早朝割増時間は800mになります。
乗車中に早朝5時をまたいだらどうなるか?
5時を過ぎた瞬間から早朝割増が解除され通常料金になります。
例)
4:50に乗車、5:10に降車の場合は、
①4:50~5:00 ⇒ 早朝割増料金
②5:00~5:10 ⇒ 通常料金
となり、①+②が料金として請求されます。
ちなみに、乗車中に5時になるとメーターから「割増」の表示が消えます。
早朝~朝タクシーがつかまらない状況
一般的に、朝はタクシーをつかまえるのが一日の中で最も難しい時間帯です。
具体的な状況は以下のとおりです。
早朝は営業中のタクシーが少ない(特に月曜)
一般的に、早朝(特に午前4~6時くらい)は営業中のタクシーが一日で最も少なくなる時間帯です。
都市部のタクシー会社の多くは24時間営業ですが、深夜1~3時くらいにタクシー乗務員が車庫に戻り、朝6~8時くらいに次の乗務員が出庫するというパターンが多いです。
そのため、早朝の4~6時くらいは空白の時間帯となり営業中のタクシーが最も少なくなります。
曜日別でいうと、「月曜日」の早朝4~6時くらいが最もタクシーの台数が少ないです。
理由は、他の曜日と比べて「日曜日」に出勤するドライバーが少ないからです。
※都市部の場合、日曜日は稼ぎにくいため休むドライバーが多い
この時間帯はタクシー需要も低めですが、タクシーの台数が非常に少ないためタクシーを探すのが一日で最も困難な時間帯です。
朝の通勤時間帯
朝の通勤時間帯(平日6~10時くらい)は早朝よりタクシーの台数は増えますが、乗客も増えるのでタクシーがつかまりにくい時間帯です。
曜日別でいうと、早朝と同様「月曜日」が最もタクシーをつかまえにくいです。
また、道路が非常に混雑するので(特に郊外⇒都心方向)、他の時間帯より目的地まで時間がかかることが多いです。
電車の運転見合わせ、悪天候
朝に限ったことではないですが、電車が運転見合わせた場合はその路線沿線駅でのタクシー需要が高まり、タクシーがつかまりにくくなります。
大雨、台風、雪などの悪天候時もタクシー需要が高まる、走行に支障が出るためタクシーがつかまりにくいです。
早朝~朝タクシーがつかまりにくい状況で乗る方法⇒予約
上記のように、早朝~朝タクシーがつかまりにくい状況で、なるべく早く確実にタクシーに乗る方法を紹介します。
日時指定予約
タクシーを日時指定予約をしておけば、上記のようなタクシーがつかまりにくい状況でもほぼ確実に乗車できます。
事前に乗車時間が決まっている場合や、確実にタクシーに乗る必要がある場合におすすめです。
ギリギリで予約してもタクシー需要の高いときは呼べないことがあるので、時間に余裕を持って予約したほうがいいです。
なお、日時指定予約はタクシーの「迎車料金」のほかに「予約料金」が必要です。
例えば、東京の大手タクシー会社の日本交通では迎車料金420円に加え別途予約料金420円が必要です。
タクシーの日時指定予約の具体的な方法は以下です。
配車アプリ
以下の配車アプリで希望日時配車ができます。
※別途時間指定料金発生
※エリアにより非対応
特にGOの希望日時配車は配車率99.9%以上とおすすめです。
通常のアプリ配車と同様、アプリ上で手軽に希望日時配車ができます。
「GO」での日時指定予約の手順は以下。
①「GO」ダウンロード・新規登録
・新規インストールで500円分、さらにコード(友達等から入手)入力などで最大6500円分のクーポンGET!
②配車画面の「AI予約(日時指定配車)」にて配車
タクシー会社に電話
タクシー会社に直接電話して住所、氏名、電話番号などをオペレーターに伝え日時指定予約します。
事前予約しない場合
タクシーがつかまりにくい状況で、事前予約をしていない場合は以下の方法を検討してください。
路上で拾う
ライバル(他の乗客)より手前に立つ
ライバル(他の乗客)が周辺にたくさんいるときは、手前側(行きたい方向とは逆方向)に少し移動することで、空車タクシーを停められる確率が上がります。
※露骨にライバルの目の前に立つのはトラブルの元なので、なるべくライバルから離れた位置に立った方がいいです
タクシーが見えたら速攻手を上げる
タクシーでは先に乗車申込をした客が優先です。
いくらタクシーから見て「手前」にあなたが立っていようが、うしろにいるライバルが先に手を上げたら乗れません。※
タクシーが見えたら、空車か実車か確認する前に速攻手を挙げてください。
※ルール上は上記のとおりですが、そのルールを知らないドライバーもいるので、後出しでも手前にいれば乗れちゃうことはあります。
行きたい方向の逆向きのタクシーを拾う
幹線道路(大通り)で行きたい方向の逆側の歩道へ移動し、空車タクシーを拾います。
行きたい方向のタクシーが全然つかまらないときに効果ありです。
乗車後Uターンなどで方向転換の必要があり、若干料金は上がる可能性がありますが、乗れないよりはマシです。
朝の時間帯に車庫(郊外方向)に戻りつつ乗客を探すドライバーもいるので、チャンスはあります。
支払い・降車中のタクシーの前で待つ
路肩にハザードランプを点滅して停まっているタクシーは支払い中の可能性が高いです。
タクシーの表示が「支払」になっていればもうすぐ前の客は降ります。
そのタクシーのドアの前で待機して、前の客が降りたら運転手に声をかけて乗ってください。
障害物を避けた場所に立つ
せっかく空車タクシーが来ても、路駐の車、木や看板の影に隠れていたらタクシーからあなたが見えません。
障害物を避けて、タクシーから目立つ場所に立ってください。
配車アプリ
流しのタクシーがつかまりにくい状況では、配車アプリも同様にタクシーを呼びにくい状況です。
しかし、配車アプリなら、以下のメリットがあります。
・複数の提携タクシー会社をまとめて呼べるので、電話で呼ぶより早く来る可能性が高い
・タクシーが来るまで自宅などでくつろげる
・状況により路上で探すより早くタクシーに乗れる
・呼んだタクシーの現在地がわかる
配車アプリは複数を併用するのが、タクシーが呼べる可能性が上がりおすすめです。(複数アプリからの同時配車はNG)
配車アプリの「GO」の優先パスを使えば、付近に空車タクシーが見つからない場合でも、優先的に配車してくれる機能があります。
・新規インストールで500円分、さらにコード(友達等から入手)入力などで最大6500円分のクーポンGET!
タクシー会社に電話
流しでタクシーがつかまりにくい状況では、タクシー会社に電話しても同様にタクシーを呼びにくい状況です。
タクシー会社に電話するなら、アプリ配車の方が複数提携タクシー会社にまとめて配車依頼できるのでおすすめです。
早朝も使えるタクシーより安いドアツードア移動サービス
空港⇔自宅、ホテル等のドアツードア移動を安くするなら、ドアツードア相乗りサービス「nearMe.」がおすすめ!
- 東京23区⇔羽田空港は片道1,980円/人~
- 東京23区⇔成田空港は片道5,980円/人~
- 大阪⇔関西空港は片道2,980円/人~
- 名古屋⇔中部国際空港は片道3,980円/人~
- 京都⇔関西空港は片道4,980円/人~