タクシーを使う

タクシーチケットとは?購入方法/使い方/書き方/仕組みなどを完全ガイド

2021年2月24日

元乗務員がタクシーチケットについて網羅的に解説します。

※プリペイド式のタクシークーポンもタクシーチケットと言うことがありますが、本記事で扱う「後払い式」のタクシーチケットとは区別して説明は割愛します。

タクシーチケットとは

ざっくりいうと、「他人でも使えるタクシー専用の使い捨てクレジットカード」です。

各タクシー会社やクレジットカード会社などがタクシーチケットを発行しており、タクシー利用者はチケットに必要事項を記入することで簡単にタクシー料金を精算できます。

 

タクシーチケットの仕組み

上記のとおり、タクシーチケットは使い捨てのクレジットカードのようなものなので、実際の料金はタクシー会社、クレジットカード会社などから後日チケット契約者にまとめて請求されます。

タクシーチケットの申請から料金請求までの流れは以下のとおり。

①タクシー会社などにチケット発行を申請

②審査後タクシーチケットが発行される

③タクシーチケットを使う

④契約者にタクシー料金の請求がくる

 

タクシーチケットのメリット

主に「法人」「他人のタクシー代を払うことが多い人」にメリットが大きいです。

契約者以外でも使える

タクシーチケットの最大のメリットです。

 

接待などでお客さんをタクシーで送りたい、というとき新幹線や飛行機であれば目的地までのチケットを用意してお客さんに渡すことができます。

しかし、タクシーの料金は降りるまでわからないので、「東京⇒横浜で〇円」というチケットを用意することができません。

「プリペイド式のタクシークーポン」を渡すという方法もありますが、実際の料金との過不足が発生します。

 

そこで、「契約者以外でも使えるタクシー専用の使い捨てクレジットカード」であるタクシーチケットの出番です。

これを、お客さんに渡しておけば、実際の料金ちょうどを自分(自分の会社)で支払うことができます。

 

経費処理が楽

タクシーチケットは「後日お客さんからわざわざ領収書を回収して経費処理」なんてことはしなくてOKです。

クレジットカード同様、後日チケット発行会社からまとめて請求があります。クレジットカード会社発行のタクシーチケットなら、クレジットカード払いです。

 

同じ会社にタクシーチケットを使う人が複数いるなら、それらをまとめて請求されるので経費処理が楽です。

 

タクシー降車時の清算が楽

タクシー降車時の清算も比較的楽です。必要事項をチケットに記入して降車時に運転手に渡すだけです。

クレジットカードのように、車載端末でカードを読み取る時間もありません。また、「通信エラーや端末の故障で決済できない」というリスクもないです。

 

クレジットカードのポイントが貯まる

クレジットカード会社発行のタクシーチケットなら、利用時にクレジットカードでタクシー料金を支払うので、カードのポイントが貯まります。

 

タクシー需要が高いときにちらつかせることでタクシーを拾いやすくなる

タクシードライバーから見ると「タクシーチケット=長距離」のシグナルです。なぜなら、タクシーチケットを使う人は基本的に自分のお金ではなく、会社や接待元のお金を使う人、つまりタクシー料金を気にしない人が多いからです。

週末の深夜など、繁華街ではタクシー需要が高まり、タクシーを拾いにくくなることがあります。このような状況では、一部のタクシードライバーは客を選ぶようになります。

そんなとき、タクシーチケットを手に持って手を振れば、ドライバーから「長距離」と認識され、タクシーに乗れる可能性が上がります。

 

タクシーチケットのデメリット

一方、主に「タクシーに乗る機会が少ない人」はメリットよりデメリット、リスクのほうが大きいと思います。

チケット発行に手間がかかる

タクシーチケット発行には最低でも1~2週間程度かかります。だれかをタクシーで送りたい、と思ってすぐに入手できるものではないです。

(裏技として、一部の金券ショップやオークションなどに出品されていれば入手可)

 

使えるタクシーが限られる

使えるタクシーがそのタクシーチケットに対応している必要があります。

特に、タクシー会社発行のチケットはそのタクシー会社(系列会社含む)のみでしか使えません。

 

紛失・盗難時に不正利用されるリスク

タクシーチケットもクレジットカード同様、紛失・盗難時に不正利用されるリスクがあります。

めったに使わないタクシーチケットを常に持ち歩くのは、リスクでしかないです。ちなみに、紛失・盗難時は発行元に即連絡してください。

 

タクシーチケットの購入方法

タクシーチケットは各タクシー会社およびクレジットカード会社などから購入可能です。

 

タクシーチケット購入の大まかな流れは以下のとおり。

①チケット発行会社に購入・契約の申し込み

②発行会社で審査

③購入・契約

④チケット発行(郵送など)

 

タクシーチケットを購入できる主な発行元、個人購入の可否、チケット1冊あたりの枚数、発行手数料は以下のとおり。

会社種別 発行元 個人購入 枚数/1冊 発行手数料※
タクシー km × 25 無料
タクシー 日本交通 × 25 無料
クレカ JCBカード 20 330
クレカ 三井住友カード 20 330
クレカ 楽天カード × 20 無料
クレカ クレディセゾン × 20 330
クレカ 三菱UFJニコス × 20 304
その他 愛のタクシーチケット × 30 483
その他 東京四社営業委員会 × 25 無料

※1冊あたり、単位は円(税込)

 

JCBカード、三井住友カードのタクシーチケットは法人のみならず、個人でも購入可能です。

申込方法詳細は各社のサイトを見てください。

 

タクシーチケットの使い方/書き方

タクシーを呼ぶ

配車する場合、使いたいタクシーチケットに対応したタクシー会社を呼ぶ必要があります。

 

乗車

清算

 

 

 

タクシーチケットQ&A

個人で買えますか?

「JCBカード」「三井住友カード」などのタクシーチケットは個人でも買えます。

おつりはでますか?

おつりはでません。

「メーター料金を上乗せしてチケットで支払い、現金を受領」ということもできません。

各種割引料金をチケット払いできますか?

できることが多いです。

・遠距離割引

・障害者割引

・空港定額割引

などは割引料金をチケットで支払えます。詳細はタクシーに乗る前に乗務員へ確認してください。

ちなみに、「タクシー配車アプリの割引クーポン」はアプリ決済が割引の条件となるので、チケット払い不可です。

他の支払い手段や他チケットとの併用はできますか?

タクシー会社によりますが、可能な場合が多いと思います。

例えば、筆者の所属していたタクシー会社では、

・現金

・クレジットカード

・各種電子マネー

・他のタクシーチケット

との併用ができました。

タクシーチケットの上限金額(1万円、3万円など)を超えた場合は、上記の併用が必要になります。

詳細は乗車前に乗務員へ確認してください。

値段はどのくらいですか?

1冊20~30枚綴りのチケットを手数料0~500円程度で発行可能です。

詳細は上記のチケット購入方法を見てください。

買取できますか?

 

 

紛失したらどうすればいいですか?

期限切れのチケットは使えますか?

もらったタクシーチケットを別の機会に使ったり転売できますか?

法的には問題ないですが、マナー的にはNGです。

 

 

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