結論、人によります。
「慣れれば楽」という人もいれば、「きつい」という人もいます。
隔日勤務を数か月経験後、夜日勤に変更した筆者の感想としては「二度とやりたくない」です。
※感じ方は個人差があります。タクシーの隔日勤務自体を否定する内容ではないです
※隔日勤務という勤務形態がきつかったのであって、タクシードライバーの仕事自体はそれほどきついとは感じませんでした
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タクシーの隔日勤務がきつい理由
筆者が隔日勤務がきついと感じた理由は以下。※個人の感想
DNAレベルで無理がある
隔日勤務は簡単に言えば48時間を1サイクルとした勤務形態です。
本来2日に分けてやる仕事を1回にまとめてやってしまおう、という感じです。
かといって、二日分の睡眠をまとめてとることは難しいので、
①勤務中の仮眠
②勤務後の仮眠
③翌勤務前の本睡眠
と48時間サイクルのなかで3回に分けて睡眠をとるのが一般的です。
さらに休日(明け休みではなく完全な休み)を挟むことでこのサイクルがややこしくなります。つまり、休日はなんとなく24時間サイクルで過ごしてしまうので、その後、なんとか順応しかけた48時間サイクルに戻すのが難しいです。
人間を含めて地球上のほとんどの生物(おそらくすべて?)は地球一周の24時間サイクルに適用するような構造となっています。
つまり、隔日勤務はこの24時間サイクルを無視したDNAレベルで無理のある勤務形態、と筆者は考えます。
ちなみに、タクシー以外でもバスやトラックなどで稀にこの勤務形態を採用している職種があるようです。
隔日勤務により筆者が体感した感覚は以下。
生活リズムが安定しない
一般的には勤務時間が固定であれば、自動的に起床時間、就寝時間が決まるので生活リズムは安定すると思います。
隔日勤務の場合、勤務時間は固定ですが、就寝時間を定めるのが難しいです。さらに休日を挟むことでリズムが狂います。
常に眠い
起きているときのほとんどの時間が常に眠いです。
特に仕事の後半、勤務後の仮眠後(明け休み)は常に頭がボーっとしていました。
睡眠が浅い
起きている時間眠い、睡眠時間が不規則⇒睡眠が浅くなる⇒さらに眠い
と悪循環に陥ります。
命を削っている感覚
「隔日勤務は慣れる」という意見もあります。
しかし、筆者は約4ヶ月隔日勤務を続けましたが慣れることはありませんでした。
大げさな言い方ですが、まさに「命を削っている」「寿命が縮まる」感覚でした。
一回の勤務時間が超長い
隔日勤務は2日分の仕事をまとめて1回でこなすので、簡単に言えば1回あたりの勤務時間は通常の「倍」です。
通常8時間勤務とすれば隔日勤務は16時間です。
勤務時間が長いことで筆者が感じたことは以下。
集中力がもたない
筆者の場合、隔日勤務の後半はどう頑張っても集中力が続きませんでした。
集中力が落ちると効率が悪くなる、事故リスクも上がるので、最後まで粘ろうとはせず、最低乗務時間を満たす範囲内でなるべく早く帰庫、帰宅していました。
体が臭くなる
タクシーの車内は空調が効いており、仕事中に汗をかく、ということは少ないですがそれでも15時間以上乗務を続けていると臭くなります。とくに足がヤバいです。
対策として運転中は通気性の良い靴を履き、さらに替えの靴下を用意していました。
隔日勤務のほうが楽な理由
一般的に隔日勤務のほうが楽といわれる理由は以下。
2日分の仕事を1回でまとめてできる
隔日勤務が楽な理由を一言でいうと、「2日分の仕事を1回でまとめてできる」に尽きると思います。
これによって、以下のメリットが発生します。
会社に行く回数が半分になる
会社に行く回数、通勤回数が単純に一般的な勤務形態の半分になります。
よって、通勤に要する時間、お金も半分になります。
家が会社から遠ければ遠いほど、このメリットが大きいです。
営業所での作業がほぼ半分になる
法人タクシードライバーはタクシーの営業の前にタクシー会社の営業所に出社する必要があります。
また、営業終了時も営業所に帰庫する必要があります。
基本的には、営業所での1勤務あたりの作業量は隔日勤務・通常勤務(日勤)でほぼ変わらないので、単純に隔日勤務は通常勤務の作業量の半分になります。
具体的な作業内容は以下。
【出勤時】
- 着替え
- 車両点検
- 点呼
【退勤時】
- 業務報告
- 納金
- 着替え
- 洗車
筆者が特に面倒と感じたのは「洗車」です。洗車の回数が半分になるのは隔日勤務の大きなメリットといえます。
休日が多くなる?
「タクシーの隔日勤務は休日が多い」と言われることがよくありますが、筆者的にはかなり語弊があると考えます。
たしかに、隔日勤務では48時間サイクルの後半は連続した自由時間なので、それを業界では「明け休み」と呼んでいます。
明け休み=休日と考えれば、一般的な隔日勤務の出勤日数は13日/月なので、月間17日くらいが休みとなります。
筆者の考えは「明け休み≠休日」です。2日分の自由時間をまとめてとっているだけです。
勤務形態を変更できるタクシー会社がおすすめ
隔日勤務がきついかどうかは人によります。実際にやってみないとわからないところも多いです。
よって、隔日勤務を経験したことがない人は「勤務形態をあとから自由に変更できるタクシー会社」に入社することをおすすめします。
タクシーの勤務形態は主に以下の3パターン。
- 隔日勤務
- 昼日勤
- 夜日勤
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